さて、前回の記事から引き続き第2回定期考査の見直しを行いましょう。
今回は英語の見直しです。
英語は分からない単語・表現・文法が、少しずつ蓄積していく科目です。
そのせいで何が分からないのか分からない生徒が多くいます。
問題を一つ一つていねいに見直して、分からない原因を見つけ出しましょう!
最初はいつものリスニングです。
「他は無理だけど、リスニングはなんか解ける」
と言っている生徒で、正しく聞き取れている生徒を見たことがありません。
中学生にとって、リスニングは対策(勉強)をすることが滅多にない分野です。
ですが難易度は年々難しくなっていきます。
つまり勉強もせずにきちんと解けることは決してありません。
受験を見据えるならば
「なんとなく解く」
から
「正確に聞き取って解く」
に変えられるように、少しずつでいいので勉強に取り組んでみましょう。
大問4~8は、単語・表現・文法の問題です。
今回の試験が難しく感じられた要因の一つは、選択問題が少なくなっていることが考えられます。
答えの選択肢があればとりあえず答えることはできますが、ない場合は自分で考えるしかありません。
アウトプットができない生徒は、かなり苦戦したことでしょう。
アウトプット練習は英語が苦手な生徒にとって、手が出しにくい勉強です。
なぜなら何を勉強をしていいのか分からないからです。
そういったときには先生に確認して、単語・表現・文法の何が分かっていないのか教えてもらいましょう。
自分の分からないことを知ることから始めてみると、少しは勉強に取り組みやすくなるかもしれません。
大問9~11は教科書本文・長文問題でした。
これまでの基礎問題が分からなかった生徒は、当然ここも苦戦したはずです。
少し長くなってきた文章に、面食らった子もいるかもしれません。
長文読解をスムーズに解き進めるためには、読み方のコツを掴みながらひたすら演習するしかありません。
急にできるようになるものではないので、長期的に見据えて計画的な勉強を行いましょう。
スラスラ読めるようになると、英語がもっとおもしろく感じられるはずですよ!
最後はいつもの英作問題が出題されています。
文書を読み取り、自分の言葉で書く。
インプットとアウトプットの両方が試されます。
見直しをする際はここまできちんとできるように、不安な単元を確認理解しておきましょう!
どの科目もそうですが、英語は特に知識の積み重ねの要素が大きいです。
テスト範囲だけを勉強しては、内容が分からないことが多々あります。
見直しをする際は過去の単元までさかのぼって、取り組むように意識しているといいかもしれません。
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